廃蛍光灯の産業廃棄物処理について
2017年6月、廃棄物処理法が改正され水銀廃棄物に関する規制が強化されました。
今回の改正では蛍光灯が「水銀使用製品廃棄物」に指定され、排出事業者の適正な処理が義務付けられました。
蛍光灯を処分する際には水銀使用製品産業廃棄物処理を業として行うことができる都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託をする必要があります。
適正処理を行わない排出事業者には罰則があります。
蛍光灯破砕機 RJC2 (株)セフティランド社製
(有)飯盛商店ではあらゆる蛍光灯を安全に破砕、水銀を分離回収できる 「蛍光灯破砕機 RJC2」を導入しています。
蛍光灯内に封入されている水銀も高性能活性炭を使用した水銀ガス吸着塔で回収するため、水銀漏れも起きず安全に処理ができます。
水銀含有物質含む破砕した蛍光灯は最終処分場へ運搬します。
処理品目
廃プラ(水銀使用製品産業廃棄物を含む)
ガラ 陶(水銀使用製品産業廃棄物を含む)
金属くず (水銀使用製品産業廃棄物を含む)
処理能力:3.06t/日
今後は水銀を使用した蛍光灯は段階的に製造・輸出入が禁止されることが決定しています。
2025年末まで 電球型蛍光灯、ボタン電池、化粧品、水銀含有触媒を使用するポリウレタンの製造・輸出入禁止
2027年末まで 直感型蛍光灯の製造・輸出入禁止
事業者向け水銀使用ランプの種類と見分け方
オフィス・商業施設や産業用途等で使用されている蛍光ランプやHIDランプ等の事業者向け水銀使用ランプ
(一社)日本照明工業会 JLMA
https://www.jlma.or.jp/kankyo/suigin/jigyo.htm#wds
事業者向け水銀使用ランプの分別・回収のためのパンフレット
https://www.jlma.or.jp/siryo/pdf/pamph/suigin_jigyo.pdf
廃棄物処理法改正について
環境省
廃棄物処理法施行令等の改正 2017年(平成29年)6月版
https://www.env.go.jp/content/900537041.pdf